過日放送された映画「ワーテルロー (69)」の新しい字幕があまりに酷かったため、ショックを受けた筆者は思い立って、新旧の日本語字幕を徹底検証することにしました。最近、字幕についての不満を多く場所で耳にします。専門技術と経験を要する映像翻訳の難しさを、しらないわけではありませんが、かといって変な字幕や吹き替えに知らぬ顔をできるほど、我々視聴者は英語に無知ではありません。さらなる日本語視聴環境の向上のためには、間違いは間違いとして指摘しなければなりません。翻訳者に作品が歪めらることがあってはならないのです。(誤訳はもとより)愚訳追放のために万国の視聴者は立ち上がりましょう。
最後になりますが、字幕の書き起こしにご協力いただいたDJANGO様に感謝を申し上げます。なお一部、発言者不明のセリフもあり、想像で補っている箇所があることを明記しておきます。